今月のシーベルト(6月)

 東日本大震災から3ヶ月が過ぎ、福島第一原発の放射能漏れからも100日以上が経過した。
 6月までの東京における環境放射線量をまとめてみた。

1.都内の環境放射線測定結果
 (東京都の健康安全研究センターのデータ、測定場所:東京都新宿区百人町)

(1)3月以降の全体の推移

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 この一週間の平均値は、0.0587μシーベルト/時、このうち半分程度が今回の福島原発事故によるセシウムの寄与かと思われるが、俗にセシウム137の半減期が30年といわれるものの、今回の事故によるセシウムのうち半分程度は半減期が2年のセシウム134によるものであるから、ここ数年のうちは30年よりかなり短い実効半減期で減少することが期待される。


(2)3月21日以降の拡大図

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 この拡大図で以前から気になっていたが、時々出てくるひげみたいな放射線量急上昇のスパイクは、どうやら降雨時のビスマスによるもので、福島原発事故とは無関係に以前からある自然現象であることを最近知った。
(地中のウランやトリウムが崩壊する途中で希ガスのラドンになって大気中に抜けるが、これが更に崩壊して、安定になる一歩手前で放射性のビスマス214とかになって、雨とともに地表に落下して一時的に放射線量を上げるものらしい。)
 ただ、今日のピークは少し高いようで、明日の降下物とかに何か出なければ良いのだが...


(3)放射性降下物、水道水
 東京都のサイトににある、放射性降下物や、水道水中の放射能の日々測定値は、最近はND(NotDetected、検出されず)ばかりなので省略するが、上記のこともあり明日はちょっと確認してみようと思う。

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